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「星とニット」 コラム : 田中友紀 vol.1

October 26, 2015

 

 

 

 

金工で使われる道具といえば金属を叩く道具を思い浮かべます。

田中さんは、その道具をなんと30本ほどお持ちだとか!

金槌や木槌、それにプラスチック製のものもあり、用途によって使い分けをします。

 

 

 

「使う用途によって道具はどんどん増えていきますね。

(叩く部分の)形状の違い、あと大きさもありますし、もっと増やしたいです。

金属同士で叩くと、どんどん堅く伸びていくんです。プラスチックを使う時は、単に形を整えるだけ。

木槌は、木だから柔らかいので傷を付けたくないときとか、あとは皿を作るときですね。

小さいものだと、指輪の石を留めたりするものとか。力仕事でガンガンお皿を叩くものもあります。」

 

 

 

田中さんの作品は、叩いた跡や傷を磨いて消すことはせず、敢えてひとつの表情として

残していることがあるそうです。そういった作品は、年月を経ているようにも見えます。

 

 

 

「嬉しい言葉です、そこに特別さはいらないんです。

金属を叩いて表情を出していくための道具と、バングルなどの丸みを出したいそのためだけに

使う金槌もあります。

そういう、これはこれ専用っていう道具がいっぱいあります。

敢えて道具を傾けて叩くことによって傷のようになりますね。」

 

 

 

そういった道具は、人から譲り受けたり、古道具屋で入手したりすることもあるそうです。

製作に使う道具ともなれば、真新しいものを使うのではと想像していたので意外に感じましたが、

田中さんの作品の表情はこういった道具のおかげでより味わい深いものが作られている

のかもしれません。

 

 

 

「古い道具って、金槌の表面に大抵傷がついていたり、腐食していたりするのですが、

それらをトレースしている感じです。

私が意図してつくれる表情ではなく、自然の力による時間が作りだしたものだからです。

作品は、私一人では完成できません。

自然の力に委ねて、共に形にしていきたい思いがあります。」

 

 

 

vol.2へつづく

 

 

田中友紀
真鍮・銅など様々な金属を使用して、アクセサリーや暮らしの道具、トレーを制作しています。
そこに存在していたかのように、気取らない姿であること、

それでいて無理のない小さなおもしろみを探究しています。
blog

 

 

==========

 

berg ・ 田中友紀 二人展       

「 星 と ニット 」 

 

 

開催場所
○キャトルエピス富士店
開催期間:2015年11月2日(月)~11月8日(日)
時間 :10:30~19:00
場所:静岡県富士市瓜島町152-2
TEL:0545-55-3388
*1日(日)は出展作家のお二人がキャトルエピス富士店さんの「みんなでカフェ」に参加します
*最終日の展示は17:00までとなります
*11月4日(水)は定休日です


○room103
開催期間:2015年12月11日(金)~15日(火)
時間:11:00~18:00
場所:東京都国立市北2-13-48-103
*最終日は17:00までとなります

 

 

展示の詳細はこちら → 

 

 

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