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「星とニット」 コラム : 田中友紀 vol.2

October 29, 2015

 

 

※「星とニット」は2015年に行われた展示会です

 

 

 

田中さんは、お住まいの愛知県近郊を中心に展示やクラフトイベントに出展されています。

展示では、ワークショップが行われることも少なくありません。

 

 

 

「教えることがありきなのですが、イベントとは違って世間話をして過ごせるっていうのが貴重な

時間だなって。私は、話すこと自体が好きなので。

あと、同じ目線でいたいなと思っていて、イベントとかに出ると、どこかちょっと上のように見られ

ちゃうんですよね…。「作っている人すごい」ってなってしまって。

ワークショップだと、私も座って話が出来て、それが自然でいいなと思っていて、なるべくどんどん

やっていきたいです。

ワークショップをやると「先生」って呼ばれちゃうんですよね。

だから、「なるべくやめてください」ってお願いしているんです(笑)

あとは、ワークショップはお一人で参加される方も多いんですが、道具の貸し借りなどを通して

お客さん同士が仲良くなっていく様子を見ているとすごく嬉しくなります。

ものづくりの枠組みを越えて、気の合う仲間に出会えたり、日頃のなにかのきっかけになれることは、

いち人として存在意義を感じるからです。その時間、その場所でしか味わえない、そういった機会を

あくまで提供しているような気持ちです。」

 

 

 

今でこそ作家業をされている田中さんですが、学生時代はアート寄りの作品を制作し、実用品を作り始めたのは就職後のことでした。

 

 

 

「販売の仕事に就いて職場で多くの実用品を見て作りたくなったんですね。

作ってみたらどうなるのかなというところから入って。

それまでは、アート寄りの作品でギャラリーに展示するようなものを作っていたので、スプーンにしても

「こんなふうに作れちゃうんだ」と。日用品を作るようになって、自分の作るモノだけじゃなくって

身の回りにあるモノに対しての意識も変わりました。

収納用品も少しこだわると違うじゃないですか。

自分の内面を磨いていくという、そういうきっかけになったのかもしれません。」

 

 

 

田中さんは、これまでを振り返ると、意外な方向へ進むことが多いと言います。

作家業についても本人もまわりも予想しなかったことであり、それが金属を使って製作することになることも予想できなかったことのひとつでした。

 

 

 

「最初は、金属は冷たい印象がして、絶対触ることがないだろうなと思っていました。

でも手を加えていくと温かみが出てきて、それにまた興味が出てきて。

学生の時はいろいろ授業でインテリアデザインだったり、空間デザインだったり、やらせてもらいましたが、私は、手を動かす方が楽しかったんですね。

これからも、まだまだ意外な局面に遭遇すると思います」

 

 

 

 

田中友紀
真鍮・銅など様々な金属を使用して、アクセサリーや暮らしの道具、トレーを制作しています。
そこに存在していたかのように、気取らない姿であること、

それでいて無理のない小さなおもしろみを探究しています。
blog

 

 

 

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やわらかなものごしでお話される田中さん。

そんな田中さんが金槌で、トントンカンカンと作品を作っている姿が想像つかず、

今回は道具を見せていただきながらインタビューをしました。

敢えて特別さを持たせない作品、先生と呼ばれることに抵抗を感じること…

最初は田中さんが金槌を持っていることも想像が難しいと思っていましたが、

田中さんの人柄が、作品に現れているということを感じずにはいられませんでした。

写真のブローチは、型を使った新たな作品のようです。

いつも意外な方向へ進むという田中さん。

これからの作品や新たなチャレンジも楽しみです。

 

(インタビュー:米澤あす香)

 

 

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berg ・ 田中友紀 二人展       

「 星 と ニット 」 

 

 

開催場所
○キャトルエピス富士店
開催期間:2015年11月2日(月)~11月8日(日)
時間 :10:30~19:00
場所:静岡県富士市瓜島町152-2
TEL:0545-55-3388
*1日(日)は出展作家のお二人がキャトルエピス富士店さんの「みんなでカフェ」に参加します
*最終日の展示は17:00までとなります
*11月4日(水)は定休日です


○room103
開催期間:2015年12月11日(金)~15日(火)
時間:11:00~18:00
場所:東京都国立市北2-13-48-103
*最終日は17:00までとなります

 

 

展示の詳細はこちら → 

 

 

 

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